波動注意報
「波動汚染」の広がりを防ぐためニューエイジ系・オカルト系「波動」 「水の結晶」の関わるイベントや活動などに一般企業や公的機関が参加した時に注意報を出します。
 
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 - 波注実験

波動信奉者・波動の存在を揺るぎなく信じてる方はページを閉じられる方がよいでしょう。
 
◆ 声かけ検証 ◆
 

「水は答えを知っている」「水からの伝言」といった書籍・写真集の中で紹介されている通称「声かけ」と呼ばれる実験です。
書籍の主張では、水には意志があり情報を記憶すると説明されていて、「ありがとう」「ばかやろう」と言った言葉をかけたり、文字を紙に書いて見せたり、音楽を聴かせることによって「氷の結晶」を作った時に水がそれぞれの感情を形で表すと書かれています。

『「ありがとう」と声かけすると綺麗で整った結晶となり、「ばかやろう」と声かけすると汚く崩れた結晶になる。』
綺麗な形になった「ありがとう」は良い言葉、崩れた形になった「ばかやろう」は悪い言葉。
言葉によって水が影響を受けるなら身体の60〜70%が水でできている人間も言葉によって影響を受ける。
人に「ばかやろう」といった悪い言葉をかけるとその人は病気になることもある。
だから、人に悪い言葉をかけないようにしましょう。

と、いう話です。
もちろん、水が言葉の影響によって形を変えることなどは人類史上一度も確認されていません。
(個人的に実験をして結果をこじつけて解釈し、正しい話と思い込んでる人はいるでしょう。)
水が言葉によって形を変えることも、言葉単体の良し悪しの判断も、すべてそれを商売にしている人が勝手に言ってるだけです。
ところがその話を鵜呑みにした全国の一部のトンチンカンな教師が道徳の授業に使ったり、どこやらの市長が話したり、芸能人が語ったりして今も広がっています。

パッと話だけ見ると「ま〜、人を戒める話で良いんじゃない?」と思うかもしれませんが、水が記憶するとされるのは言葉の「波動」であり、これは「波動」というオカルト系のグッズ販売の商売から来ているものです。
もちろん、教わったからと言って誰もが信じたりハマリ込んだりするわけではありませんが、もし、信じ込んだり、意識的で無くても心に強く残ってしまうと正しく確認して論理的に物事を組み立て考える事の弊害になったり、将来的に「波動」やその他のオカルト・ニセ科学を使った商売のエサになっていく可能性もあります。
様々な波動商売を見ているとこうなります。

「だから、人に悪い言葉をかけないようにしましょう。(悪い波動を受けたなら波動グッズを買って中和しましょう。)」

そして何より、

あなたは物事の善悪を見た目が整っているか、整っていないかで判断し、その基準を水に求めますか?

そう、実は道徳的な意味でもかなり偏った危険な事を言ってるのです。
「見た目で簡単に判断したり、まわりの意見に流されたりせずに、しっかりと自分で考えて判断する。」事を教えるのが道徳だと思います。
教師が良い教育方法を模索するのはわかりますが、単純に「綺麗そうに思える話」に飛びつくのは詐欺師に騙される感性と同等かもしれません。
誰もが「科学」に精通してるわけでもなく科学的な判断は難しいでしょうが、ならばこそ調べて確認をしたり、科学以外の主張部分をよく見ましょう。
それだけで十分わかるハズです。

実験のために調べていると「結晶は、善悪ではなく、単に波動の違いで形を変えるだけ。それをどう捉えるかは見る人次第。」といつのまに主張が変わってるようです。
いつ変わったのかは確認できていませんが、あちこちで疑問の声が上がり始め、水の善悪判断を強く主張することが「ヤバイ」と思ったんでしょう。
もしくは、ある程度話が広まったので(商売には)十分だと判断したのかもしれません。
数年前の浦安市役所 市長の話などを見れば話が食い違ってることがわかりますね。所詮そういうものです。
今の解釈から見ればこうなります、

「(現代科学で存在の実証がされていない「波動」がもし本当に存在するとしても、)「波動」は水にも人にも「善い」「悪い」という影響は与えない。何らかの変化があったとしてもそれをどう判断するかは、それを受けた人次第。」

つまり、病気になったり気分が落ち込んだり、様々な不幸や悩みがあったとしてもそれを「波動」に結びつけるかは あなたの勝手、ということです。
(もちろん例えと逆の状況も)

氷の結晶を作って形を確かめることは一般的に難しく、代わりとして「ご飯」に声かけをすると「ありがとう」だと長持ちし、「ばかやろう」だとすぐに傷んで腐ると言う話があります。
ここでは、その「ご飯に声かけ実験」をして検証していきたいと思います。
(検証実験することすらバカバカしい話なのですが、実験をすることになった理由は[ ブログ ]に。)
他にもいくつか実験をしてみましょう。

◆ 実験 ◆
 
ご飯に声かけ実験01(2006/01/13 開始)(2006/04/13 終了)
椎茸に音楽実験01(2006/02/15 開始)(2006/04/05 終了)
食パンに水かけ実験01(2006/03/14 開始)(2006/05/25 終了)
納豆に文字見せ実験01(2006/04/11 開始)(2006/04/13 終了)

ご飯に声かけ実験02(2006/05/11 開始)(2006/08/29 終了)

クリスタル成長実験01(2006/11/15 開始)

下からスタートです。(日付内は上から読みます。)

 

2006/12/23 終了!

1ヶ月経ったので放置しておいたA'、B' の箱を確認してみる。
(撮影は2006/12/22)

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またゾロゾロと結晶が這い上がっている。
(B' の前の結晶は移動時に剥がれ落ちたもの。)

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A' の箱

01

02
(む〜、後ピン)

B' の箱

01

02

さすがに2度目ということでどちらも小さい結晶の集まりとなった。
A' はB' に比べて規則的に並んでいて、 B' はやや乱雑かなぁ。
まぁ、パッと見の目視では大きな違いは感じられない。

A、B、A'、B' の違いがどうしてできたのか?
曲の波動の違いによってできたのだろうか?
キットの説明書を見ると、

「アドバイス - 湯せんする方法を使用せず、400ccの熱湯に
白い粉を溶かすという火を使わない方法もありますが、
できあがる結晶が小さくなります。」

と書いてある。
11/15 スタート時には両方同時間程度湯せんしてかき混ぜたのだけど、
温度差やお湯の量の微妙な差によって傾向が出たのかもしれない。
(詳しくは知らん!)

いやいや、これこそが「波動」の影響ですよ。
ええ、モーツァルトからは荒々しい波動が・・・。

む〜、この結晶、作成時にLEDとかを箱の底に用意しておけば
とても綺麗な照明を作れそう。
触るとポキポキ折れてしまうけど。
こんなところで今回の実験は終了〜。

2006/12/23 終了!

2006/11/22

さ〜て、1週間たったところで確認をしてみよう。

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なにやら結晶が這い上がってきている。
入っている液体をA→A'、B→B'の箱へ移す。
気をつけながら箱を切り取っていく。

Aの箱
01

02

03

Bの箱
01

02

03

Aのクリスタル拡大

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さて、当初の予想のように、
A(「悪魔払い失敗!」)はグダグダ、
B(「ジュピター」)は、ゴージャス、パワフル、ビューティフルに
なっているだろうか?
中央でまとまっているのはA、
周囲にバラバラ好き放題に伸びているのがBという感じがする。
まとまっているAを「綺麗・良い」というなら、モーツアルトなBって。。。

個人観としては、Aは「中央に綺麗にまとまっていて良い。」
Bは「荒々しく個性的で良い。」 と思う。
(ホントはあまり差が出ない方が嬉しかったのだけど。。。)

さて、皆さんはここに波動の善し悪しを見出せたでしょうか?

説明書によると、
「そのまま1ヶ月ほど放置しておくとまた結晶ができるかも?」
ということなので、 A'、B' の箱をそのまま放置しておくことにしよう。

2006/11/22

2006/11/15 実験スタート!

実験キット:「マジカル・クリスタル キット」 ×2個 (株式会社 富士コスモスサイエンス)
実験に必要なもの:空いた牛乳パック×4個、空き缶(500ml)×2個
Biphosphammite(ビフォスファマイト)という結晶ができるそうです。
正方晶系・硬度1.0〜2.0

A曲:映画サントラ 「Exorcist(エクソシスト)」に汚し系フィルターをかけて音を壊した「悪魔払い失敗!」(と命名) こんな感じです→テスト(mp3)
2006/12/23 追記: 曲はサントラ全曲を流します。
B曲:モーツアルト 交響曲第41番 ハ長調 「ジュピター」 K .551 新日本フィルハーモニー交響楽団 山田一雄 指揮
(CD中、I、II、III、IV の曲を。)

◆ クリスタルの材料をPCスピーカーの前に置き、CDからリッピングしたwavファイルを音楽プレイヤー「Frieve Audio」から最大音量で同時間流します。その際にはもう一方のクリスタル材料はトイレに入れて曲の音が伝わりづらいようにしておきます。
実験期間:開始から1週間〜2週間(あるいは1ヶ月?)程度。説明書によると温度(気温)により差が出るようです。

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↑青色しか売ってなかった

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↑白い袋が リン酸二水素アンモニウム で
食品添加物、化学肥料、粉末消火剤などに利用されているそうだ。
変な粉や金粉の入った塩ではありません。

↑となりの濃い紫色の粒が 硫酸カリウムアルミニウム で
クリスタルの色づけ用。食品添加物として利用されているそうだ。

クリスタル作成手順は、 白い粉を湯によく溶き、青(紫)の粉を入れてかき混ぜ、
牛乳パックに入れて「振動が少ない静かな場所」へ放置して結晶化を待つとなる。

「ポイント:振動のあるところでは、結晶がうまく成長しない場合があります。」

なるほど。
白い粉を溶かして青(紫)の粉を入れてから音楽を聴かせればいいかな。
曲をかける関係で2個のクリスタルを同時には用意できないので
1時間半程度は時間差ができるかな。
まずは、A曲(モーツアルト)から始めてみましょうか。

※後ほど追加予定。

「悪魔払い失敗!」の演奏時間に合わせる必要があるため、
「悪魔払い失敗!」をA曲、「ジュピター」をB曲に変更。
B曲(ジュピター)はA曲の時間分何度かリピートする。

色付け用の青の粉が服に付くとマズイので
料理をする時同様にピンクのエプロンを着る。
説明書通りにお湯に白い粉を入れてよくかき混ぜ、青の粉も入れる。
一時間ほどA曲を聴かせ、同様の作業をしてB曲を聴かせた。

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説明書に「フタをするな」と書かれているけどホコリだらけになりそうだなぁ。
まぁ、いいか。 ということで、
放置して1週間後にクリスタルが成長してるか確認することにする。

2006/11/15 実験スタート!

◆ 実験について ◆
 
  • 信じればたかられる!。。。いえ、救われるハズな実験です。
  • 波動」な実験であり、科学としての実験ではありません。(実験に対しての基本スタンス:クリスタル 2 (『 星になれ!』(2006/11/14)))
  • 2種類の音楽を2個のクリスタル成長実験キットの材料にそれぞれ「聴かせ」てクリスタルの成長の変化を見ます。
  • モーツアルトの交響曲第41番 ハ長調 「ジュピター」 K . 551 、映画サントラ 「エクソシスト」にエフェクトをかけて音を壊した曲 「悪魔払い失敗!」(と命名)をかけます。
  • クリスタルに対して行う行動は音楽を「聴かせる」のみとしますが、とにかく「波動」が確認できることを「心」に強く願っていきます。
  • 曲の「波動」の「善し悪し」がクリスタルの成長に関わるハズなので、「ジュピター」の場合は、ゴージャス、パワフル、ビューティフルなクリスタルへと成長すると思われます。「悪魔払い失敗!」の場合は、誰が見てもグズグズ、何これ?、顔をしかめ鼻をつまみたくなる、なクリスタルへと変化するものと予想されます。

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